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なんて優雅な時間の流れ フィリピンtime

コツ コツ コツ コツ
妙な音で目を覚ました。

音がする方に目をやると、先導しない水先案内人ことマリザさんが、ペットボトルの底で床を叩いている。

… … 見なかった事にして無視をしよう。

コツ コツ コツ コツ

田舎の葬式で坊さんが木魚を叩いてポクポクしてるみたいだ。
しょうがない。
構ってあげよう。

私:ano yanアノ ヤン?(なに それ?)

マリザ:ah garapata アーガラパータ(うーんと ダニ)

私:a ganoon アッ ガノーン(そうなんだぁ)

と言って、もう構ってあげたから、もういいかと、再度寝ようと思ったけど、ガラパタ ガラパタ、なんだっけなぁ?
ってダニかよ!
つーか、あんなコツコツと執拗にドツキ回してるって事は、ダニじゃなくノミって事もあるのか?

んだよ、痒い気分になってきちゃったじゃねーかよ。
こりゃ起きて、布団干すしかねーな。
トイレ行って、小さい方を済ませて、お外の天気をのぞいてみる。
曇りだし…

フィリピンらしい素敵な寝起きだ。
いよいよマニラ滞在もあと数日とカウントダウンが進んでいる。
だけど、移住の準備は全然進めない。
それがフィリピンスタイルなのだろうか?
まぁいい、フィリピンスタイルを体得しよう。

朝、コーヒー飲みながら、携帯などをいじっていると、マリザさんに電話が入る。
朝からやかましい。
マリザさんは、普通のフィリピン人と比較したら、だいぶ大人しい部類なので、大きい声もださないし、乱暴な話し方もしない。
だけど、いちおうフィリピン人なので、日本人よりはやかましい。
特に身内と話す時は、声量と話し方がまるっきり変わるので、だいたい察しがつく。
通常よりもやかましので、きっと身内と話している。

電話を切った後に、私に何か言っている。
朝は頭が回らないので、理解に時間がかかる。
身内と話した後は、幻獣民同士で会話したテンションそのままに、話すスピードもそのまま。
タガログ語初心者の私は、君は一体誰と話してるんだい? って顔をしながら、ダーハン・ダーハン(ゆっくり・ゆっくり)、ウンティ・ウンティ(少し・少し)、イサ・イサ(ひとつ・ひとつ)、と落ち着かせる。

アノ サビ モ?(なんて言ったの?)
イサパー(もう1回)

タガログ語初心者の私にも理解出来るスピードで、ゆっくりと説明しだす。
マリザさんが言うには、明日に予定していたネットワークビジネスの入会が、急に今日に変更になったとの事。
だいたい、この予定は数日前から、何度となく予定日がコロコロと変わっている。
こんなの仕事としてやっていたら、予定とか約束とか何の意味も無いから、頭にきて仕方ないだろうなぁと思う。
私は参加していない、ただの傍観者だから、フィリピン人の生態を観察して楽しんでるだけなので頭にはこない。
そのコロコロと予定を変えるオンナが、マリザさんの妹だ。
マリザさんも、自分の妹をネットワークビジネスに躊躇無く突っ込むなんて、大したオンナだ。

フィリピンという国の仕組みがどうなっているのかは知らないけど、どうやらフィリピンではお医者さんがネットワークビジネスで販売しているサプリメントを患者に、まるでクスリの様に処方しているのだと言う。
マリザさんの妹は医者から処方されるサプリメントを安く購入出来るメリットに反応してメンバー登録を決意したらしい。

というわけで朝から、大忙しで準備をして大都市マカティに向かう。
なんだか、向かう途中、妹の他に、その友達だかも登録するという事になったらしい。
なんだか、突然2人も登録させるなんて素晴らしい。
ポケットにあるビスケットを叩く様に、1度叩けば2つになり、2度叩けば4つになる。
ネズミ算式というより、ゴキブリ算式に登録メンバーを増やせそうな気さえする。
メンバー登録ばかりたくさんあっても、売上が無ければもらえるインセンティブなんて無いのだから、リクルートにどれくらい意味があるのか分からないが、私には全然向かない商売なので、最前列でネットワークビジネスのネットワークを構築していくのが見れて楽しく感じる。

と思いきや、当日それも数時間前に決まったアポイントメントが急遽キャンセルになったそうだ。
さすがフィリピン、風の吹くまま、気の向くままに生きているのを感じる。
キャンセルした人は明日になったそうだ。
また明日にならなければ、一体どうなるのかは分からない。
というわけで、マリザさん姉妹と私の3人でマカティに向かう。

途中、腹が減ったので、メシを食おうという事になった。
マカティでメシか…。
高くつきそうだと心配する。
なにが食べたいのか聞かれたので、安ければ何でもいいと答える。
入ったのは、アヤラ→SM→▫️▫️▫️→ランドマーク→グリーンベルトと渡り廊下で繋がるビルの▫️▫️▫️に入るビル。
名前を忘れてしまった。
たしかビルのお尻に1〜5までの数字が入る気がする。
まぁそんな重要じゃないんだけど、そこのGREENWICHとかいう名前のピザ屋さん。
ここは安くてピザが美味しいよと勧められる。



うん、そこでいいと了承して入店。
メニュー表を見て、食べたい物が無いのを確認したので、ピザ以外なら何でもいいのでお任せすると言って席で待つ。
ピザ屋に来て、ピザを頼まないって、どんだけ偏屈なんだよと思われてしまいそうだけど、勝手な想像でピザソースでは無く奇妙なニオイのついたケチャップ味で、パイナップルばかり乗ってるのが出てきそうだと予想して、チャレンジをやめておいた。

番号札をテーブルにおいて待っていると30分ほど経って料理が運ばれてくる。
足りない材料を買いに行っているか、忘れられてしまったのではないかと思うほど待たせるのがフィリピンスタイル。

私の前に置かれたプレートには、プッチンプリンをひっくり返した様なライスと、鳥の骨付きモモの唐揚げ、ミートソースのスパゲティがのっていた。
餃子とラーメンという炭水化物をオカズにメシを食う日本人であっても、コメ食うオカズが唐揚げ1つとミートソーススパゲティは、何か思う部分がある。
このセットで100ペソくらいらしい。

私以外のオンナ2人にも同じメニューのプレートが置かれる。
って、ピザ屋に来て、誰もピザを頼まないって…
まぁいいけど。
メシを食い始めて私は1分ほどで食い終わった。
日本でなら、ちょっと味のあるドライブインに入れば、アルミホイルに包まれて3分後にはチンという音とともに出てくるのと同じクオリティなのだけど、それと互角以上の勝負をするのはお値段だけ。
時間だけが、何をどうしたら、この時間になるのか不思議だ。
逆に、これだけ時間かけて出てきてるのに、ちゃんと温かいのも驚きだ。
こんだけ時間かけたら冷めていてもおかしくないはずなのだが…

そんなこんなで、朝から出かけたけど、家に到着するのは夜の21時になった。
なんて、内容が無いのに、無駄に時間だけが過ぎていくんだろう。
食い物屋の料理が運ばれてくる時間だけじゃない、自分も生活が超スローになっている。
残された人生の残り何百日か何千日か知らないけど、貴重な1日は内容もなく過ぎ去っていく。

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コメント

同感

無駄に時間が過ぎるのは本当日常茶飯事、というより日本人の「時は金なり」は、比国では「時は無価値なり」と真逆のものと感じております。 特に役場を含め公共施設での簡単に言われる「明日戻ってきて」には殺意すら覚えますね。 政府がこんな姿勢ですので勿論公共交通機関含め移動の時間短縮活動等無く、焼け石に水の高卒交通統制員(MMDA)に無駄な税金が払われそれから。。。 比国に居ると時間が勿体無いという感覚が無くなって行きますので気を付けられて下さい。 大きなお世話失礼しました。

Re: 同感

>ちょっと様 コメありです。日本で免許証の再発行をする時に、無駄に免許センターに来させられたオンナが交通費として300円寄越せと騒いでいたのを思い出しましたw きっとフィリピンで市民が公共の役員より強くなると、それはそれで恐ろしい事態になりそうですねw

No title

▫️▫️▫️=「具ロリえった」
でしょうか

Re: No title

>Mike様 コメアリです。 yan yan tama na.sorry lasing ngayong

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