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胸が苦しくなるほどに、まだ愛してる

クリスマス25日の夜からだと思う。
小さな子猫の、何匹かが鳴いている「myu myu」という声が聞こえてきた。
日本なら、きっとネコにも日本語とかがあって「ニャーニャー」鳴いたりするのかなぁ
フィリピンのネコちゃんはタガログ語かは知らないけど「myu myu」って鳴く。
なーんて思いながら、その子猫ちゃんの声を子守唄に寝たんだと思う。

翌日の朝にワンちゃんのお散歩をしていたら、道端にモグラの赤ちゃんみたいなのが転がっていた。
モグラの赤ちゃんを実際に見た事ないし、モグラ自体を見た事ない。きっとサングラスはしていないんだろうけど、私のイメージでモグラの赤ちゃんっぽいのが転がってた。
やっぱり「myu myu」言ってる。
小さくて、弱々しくて、儚い感じが、心に訴えるものがある。
だけど、可愛いって感情は湧いたりしない。

その翌日、27日の朝も道端にmyu myuちゃん達はいた。
歩道の縁石より道路側に3匹がころがってる。
お母さんだか、お父さんだかは見かけた事が無い。
捨てられたのか、お出かけしているのかも分からない。
兄弟も一体何匹で産まれてきたのか、3匹で全部なのかも分からない。
だけど歩道の縁石より道路側にいると、ジープニーなどがよく駐車しているスペースなので、ひかれちゃいそうで危ないなぁ
なーんて思うけど、手を出したりはしない。
私はmyu myuちゃん達にとっての神様になるつもりはない。
本物の神様は残酷だから命を与えるけど、奪うこともする。
私はmyu myuちゃん達を移動させてあげるチカラも持っているし、カネのチカラで延命させる事だって出来るだろう。
でも、それが素敵な事なのか分からないし、逆に残酷なことかも分からない。
分からなくても信念や信条があるなら、それに従えばいい。
あいにく、私には、小さく消えそうな命を目の前にしても、行動に移せる何かを持ち合わせていない。

28日の朝に散歩した時は、myu myuちゃん達は、縁石の内側に移動されていた。
誰か心ある人間が移したのか、myu myuちゃん達のパパやママが移動させたのかは分からない。
だけど、そこには2匹だけがころがっていた。
野犬なのか飼われているのかは知らないが、リードなしでフラフラ歩いてるラブラドールくらいの大きさのワンちゃんもいたりするので、食べられちゃったりしたのかな? とも思った。
でも、ママがどこかに移動させたのかもしれない。
産まれたばかりの赤ちゃんが、飲まず食わずで何日生きれるのか知らないけども、元気にmyu myu言ってるので、もしかしたらオッパイをもらっているのかもしれないからだ。

29日は寝坊して昼頃に散歩した。
昼の時間帯だから、すごく暑かった。
2匹のmyu myuちゃん達は、昨日と同じ場所にいたけど、直射日光を浴びていた。
ワンちゃんとの10分〜15分のノンビリしたお散歩でも汗ばんでるくらいなので、体力の無い産まれたばかりのmyu myuちゃん達にとっては、過酷とも言えるお天気かもしれない。
何時間かこのままでいたらレッチョン・キャットになるかもしれない。
実際、1匹は元気にmyu myu鳴いてたけど、もう1匹はグッタリしてるように見えた。

30日の朝、元気が無いと思っていた子は動かなくなっていた。
生命体としての気を放っていなかった。
何の為に与えた命かは知らないけど、無慈悲に奪っていった。
きっと無慈悲に奪う能力があるからこそ、与える能力も同時に併せ持つのかな?
なんて神様について考えていた。
最大で3匹まで見たmyu myuちゃん達だが、今は一匹になってしまった。
myu myuちゃんである事を誇示するかのように、1匹でも元気にmyu myu鳴いていた。

12月31日、大晦日。
朝からスコールの様に強い雨が降っていた。
やまない雨は無い。
バケツをひっくり返した様に降った後は、おひさまが出て、どこかに虹でも出そうなお天気になった。
お天気になったのを見はからってワンちゃんとお散歩にでる。
myu myuちゃんが、いつもいる場所は深い水たまりになっていた。
どこかに流されたかとも思ったけど、水たまりの深い場所で、寝返りを何度もしているかの様に転がっていた。
柔道の受け身の練習をしているようにも見える。
きっと、水たまりの深い所にいるので、鼻や口に水が入り、もがき苦しんでいるんだろうなぁと思った。
私はmyu myuちゃんが動かなくなるまで、最後の瞬間までもがいたのを見届けた。
天に召されたのはmyu myuちゃんなんだけど、1年半前に死んだ飼っていたワンちゃんを思い出していた。
心臓病ではあったけど、肺に水がたまってしまうようで、最後は溺死だと思う。
思う。っていうのは、その子が死んだ時に、私は入院中だった。
その子の最後を看取ってあげれなかった。
私が入院中の病院を抜け出して家に戻った時、飼っていたワンちゃんは、びしょ濡れで冷たくなっていた。
きっと死んだ後に、肺に溜まっていた水が流れ出てきたんだと思う。
私は日本人だけど、ガイジンでは無いんだけど、死んじゃうその瞬間まで一緒にいて、愛してるよって言ってあげたかった。
だって、本当に愛してたから。

今日、1月1日、さっきだけど、お散歩したらmyu myuちゃんは、死んだドブネズミみたいになってました。
でも、死んじゃったワンちゃんみたいに、myu myuちゃんを抱っこしてあげれない。
死んじゃったワンちゃんと、myu myuちゃんは、同じじゃないから。
俺は平等に愛を分け与える博愛主義じゃない。

そっか、myu myuちゃん達を見た時に、胸が痛んだのに私が手を差し伸べなかったのは、そういう事だったんだなってわかった。

何もできなかった1週間の命だったけど、私の中にはmyu myuちゃんが生きた証しというか爪痕を残してくれました。
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