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慣れないトイレ

3週間も滞在しているのに、なかなかトイレや風呂に慣れない。
今暮らしているアパートは、フィリピンに初めてやってきた時にお世話になったご家族の長男がやっているKTVという日本で言うところのカラオケスナックのスタッフの寮みたいな場所。

私以外に2人の女性が寝泊まりしている。1人は私と同じ年齢で日本人の旦那さんがいるというお姉さん。もう1人はフィリピンでトンボイと呼ぶ日本で言うところの“おなべ”レズビアン26歳。そして私の3人暮らしだ。

ところどころ天井が抜けていて、場所によってはボハーっとしてると天井からネズミの糞が降ってきて頭にかかる。まるでリアル版のドラえもんでも見てるかのように、ちょいちょいネズミが走り抜けるのを見かけるので耳を食いちぎられるんじゃないかと心配になる。そんなボロアパートが寝ぐらだ。
もちろん、下には下があるので、私の寝ぐらより更にボロに住んでいるフィリピン人もたくさんいるのだろうけど、ちょっと日本ではお目にかかれないボロさである。
フィリピンではというとレベル的には普通以下。多くのフィリピン人が住んでいる場所と比較しても、更にチープなアパートだが、メトラマニラ〔日本でいう東京23区〕の中でも悪くない場所なので、2000ペソ・日本円で1ヶ月5000円くらいの家賃はするようだ。

そんなボロアパートで、更にお店の寮の様に使っている場所なので、24時間色々な人が出入りする。一緒に暮らしている女性はモチロンのこと。トンボイの恋人である女性が来たり、お店をやっている長男が来たり、そのスタッフが何人も出入りしたり、何故か隣に住んでいる女まで出入りして、わざわざ私が寝泊まりしている部屋で用をたしたり身体を洗ったりしている。部屋に置いてある食べ物を勝手に食べたり、置いてある物を自分の部屋に持ち帰ったりしてしまう。
普通に私の感覚では泥棒なのだが、私の見ている前でもするので、本人にそういう感覚は無いのだろう。

さて、写真にあるのが、私が寝泊まりしているところのトイレ兼フロである。
日本のイメージで言うと畑に水をまくための水道が出る蛇口の横に便器がある感じ。ウォシュレット的な物が無いのは当然として、トイレには便座も無いし、タンクも無い。風呂にはシャワーも無いし、お湯も出ない。当然のようにトイレットペーパーも無い。日本で公園で寝泊まりしているホームレスの方がよっぽど素敵な設備に思える。便座があるし下手すればウォシュレットもあり、トイレットペーパーもあり、レバーをひねれば汚物が流れる分だけ立派だからだ。

まずこのトイレ、基本的に裸足で入るわけだが、床は常に濡れている。誰かが撒き散らしたかもしれない小便の上を裸足で歩くのには、かなり抵抗があり私は用をたす前にまずは床を水で流す。
小さい方はいいとして、問題は大きい方だ。便座がなく、トイレットペーパーがなく、水が流れないトイレで用をたすという方法を使用方法を教えてもらわず、ノークレームでというのは一般的な日本人には難しいだろうと思う。
私はとくに使用方法を教えてもらっていないので、我流で使用しているのだが、それが一般的なフィリピン人の使用方法と同じかは分からない。
まずは構えだが、態勢としては高梨りさちゃんがジャンプをする際に斜面を滑っている格好だ。あまり腰の位置が高いと汚物の落下の衝撃で水が跳ねるかもしれないし、低すぎても太ももがヒクヒクしてウンコが出るまでの時間を耐えるのが大変だ。トイレにはカギなど無いので、いつ誰が入ってくるか分からない状態での排出。
もともとそんなに時間をかけれないわけだが、長時間の大便は筋トレのようになる。用を足したら蛇口をひねり、桶に水を汲んで便器に流し込みセルフサービスで流す。最近コツを掴んだのだけど、水を上から下に垂らすのではなく、便器を滑らせるように水を流すと渦を巻く様な水流が出来て流れやすくなる。何度か繰り返し汚物を流し終わったら、次はアナルをキレイにしなければならない。
トイレットペーパーはないので、桶にためた水をケツのワレメに流し込む。再度桶に水をため、石鹸を泡立て自分の手で、その部分を洗うわけだ。ウンコさんを手で触っている感覚で、最初はどうするべきか、油汗をかくほどに抵抗があったのだが、慣れてしまえばどうということもない。トイレットペーパー代が浮いて良いではないかとさえ思うようになる。
どうやら、フィリピン人と私とでは、トイレの手順がほんのり違うらしい。便を排出したあと、高梨さら状態のまま、右手に桶、左手でアナルを流す作業をして、その後に便器の中身を流すようだ。私には高梨さら状態のまま、腰の後ろに両手をまわし水を上手にワレメに流し込んだり、穴をさすったり出来るレベルには到達できていないし、そこを進化させる事もないだろう。

というわけで、私の場合は大便をすると、そのまま全身を洗う作業へと自然に移行する。お湯は無いので真水だ。桶に水を汲み、それを頭からかぶるのだが、毎度息が止まる様な、心臓が止まってしまうような思いをする。きっと、年間で何人もこの作業中に心臓が停止する人もいるだろうなと思う。

ここまで見ていると現地に順応して慣れているじゃないか?
と思われるかもしれないが、慣れないトイレという題名にしたのも、今日は高梨さら状態の態勢をとった位置が悪かったらしく、ちょっとばかりウンコさんが便器のフチに落ちてしまったからである。
当然ではあるが、便座に座っての放出が日常である暮らしを送っていた者には、ウンコが便器のフチにつくというアクシデントは体験することがなく、そのアクシデントにどう対応すべきなのか、フリーズ状態に陥ってしまった。
日本にいるときに駅や公園の和式便所で、大きくマトを外し便器のフチにベットリとウンコさんがついているトイレを思い出した。
そうか、マトを外したウンコをそのままに逃げてしまった人は、ウンコが大きくマトを外して、いったいどう対処すればいいのか逃げてしまったんだなぁと、気持ちを分かち合える事ができた。
でも、同時に日本にはトイレットペーパーがあるじゃないかとも…。

ホテル暮らしでは見えない真実を知る事で、見聞を広め心を豊かにするのかは分からないけど、オレが知っている普通は、今住んでいるこの場所には無い。

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